ベジブロスとは野菜の皮やヘタなど、普段捨ててしまうような野菜クズを使った野菜ダシのことです。
例えば、ブロッコリーの煮汁は、コンソメとスライス玉ねぎで美味しい洋風スープになります。

ベジブロスは美味かつごみ削減
ベジブロスに目を向けたキッカケは、ベランダコンポストの処理能力が高くないので、投入量の削減または処理時間の短縮化ができないかと考えたことです。
つまり、煮てフニフニにした野菜クズなら投入量も減るし、分解時間も短縮出来るのではないか、ということです。
というわけで、ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎなど、いわゆるカレーやシチューで使うような野菜で野菜ダシを取って、これでシチューを作りましょう。

野菜の皮でベジブロス
以前、お茶の種類について調査していたところ、玉ねぎの皮茶がありました。
思い返せば玉ねぎの皮も貴重な食材でした。

今回、冷蔵庫の野菜室をゴソゴソ漁って見たところ、ネギの青い部分もありました。
ついでなので、これも入れてしまいます。
鍋に水を入れ、酒を大さじ1、後は30分程度煮込むだけ。


玉ねぎの皮から煮汁が出てきているようです。
これを網でざっと濾したら完成です。

ベジブロスで美味しシチュー
ベジブロスを作っている間に、シチューの具材を適当に炒めておきます。
もちろん、シチューの具材はベジブロス(野菜ダシ)で使った野菜クズの本体ですね。
この時点では、ホワイトシチューにするか、ビーフシチューにするか決めていなくて大丈夫です。
ベジブロスの色合いをみると、琥珀色でしたので、ビーフシチュー系が良さそう。
しかし、冷蔵庫には豚バラ肉しかなかったので、ポークシチューになりました。

ベジブロスのスープを入れて、適当にシチューの素を入れて味を調整したら完成です。
どうです?普段のシチューよりおいしく仕上がっているはずです。

野菜クズは徹底利用のためベランダコンポストへ
今回はベランダコンポストへ投入される野菜の量を減らしたい、分解時間を早めたいということでした。
そこで、野菜クズを煮込んでダシを取り、その出涸らしをベランダコンポストで堆肥化しました。

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