横須賀カレーって有名ですよね。
なぜ横須賀カレーと呼ばれるのか、これは海上自衛隊の風習に由来しています。
潜水艦の乗組員の時間感覚が失われないように、毎週金曜日にカレーを艦内でふるまう、これがそのルーツだそうです。
そんな横須賀で、トラディショナルなカレーを作ろうという試みです。
意外と簡単!スパイスから作るカレー!
ということで、先日のスイーツカレーの途中で離脱し、一路横須賀本町駅へ。
徒歩2分くらいの場所に「飯島商店」という昔ながらの商店があります。
実はこの飯島商店、かつては炭屋や牛乳屋、タバコ店など業態を変えながら横須賀の街並みを見てきた築約85年の古民家です。
古民家大好きなカチャカチャはすでに興味むんむんです。
粉から作る手作りカレーの秘伝レシピ
今回のカレー会は、仕込みのお手伝いとして参加しました。
お手伝いをする中で、目で盗んだレシピは以下の通りです。
スパイスカレーのレシピ
調理人ホサカが色々と教えてくれながらどんどん進めていきますが、何とかメモした内容が以下の通りで、これこそまさに秘伝のスパイスカレーのレシピです。
ホサカ曰く、「私は自分の舌を信じるので、材料の量を細かく計ったりしない」とのことで、あらゆる食材の量は「適量」です。
- 鍋に油とクミンを入れ、軽く炒める
- 1に細かく刻んだたっぷりの玉ねぎを入れ、茶色になるまで炒める
- そのままニンニク、ショウガを適量入れ、炒める
- トマト缶適量を投入(ペースト状)し、引き続き炒める
- ガラムマサラ、オリジナルミックスのスパイスを投入する
- 一口大にカットしたとり肉、コンソメを入れ、適度な時間をかけて煮込む
- その後、塩コショウを入れ、状況に応じてスパイスを入れて、味を適当に調整
- 一晩寝かせ、完成
参考までに使用したスパイスの種類です。
全てaati-japan.comで購入です。
いずれ我々で調達したいですね。
- クミン
- 唐辛子
- コリアンダー
- ガラムマサラ
- ターメリック
- カレースパイスミックス
スパイスから作る自家製カレーの特徴
実はカチャカチャは粉もの研究家としてはあるまじきことなのですが、カレーは市販のカレー粉(バーモンドとかジャワカレーとか)から作られているということしか知りませんでした。
そもそもカレーは様々なスパイスを調合し煮込み上げる料理であることをすっかり失念していました。
反省の意味を込めて、ホサカが持ち込んだフードプロセッサーで玉ねぎのみじん切りのみをお手伝いしました。
クミンを油で炒め、玉ねぎを投入し、じっくりコトコト飴色になるまで炒めます。
がしかし、古民家の狭いキッチンでは換気が全く効かず、玉ねぎ氏の成分が古民家中に広がり、我々の目を刺激します。
久しぶりに玉ねぎに泣かされました。
さらに、カセットコンロという設備条件のため、まったく火力が弱く、玉ねぎさんは全く飴色になりません。
何となく緑色が強まり、これは殺青(さっせい、詳しくはお茶の作り方参照)されただけなのでは、と思いながら、トマト缶詰を投入し、さらに炒めます。
複数のスパイスを適量ミックスし、味を整えます。
この辺りは職人の舌加減のようで、正直よくわかりませんが、画像から判断してください。
たぶん、完成したっぽいので、横須賀駅周辺のスペインバルの店「黒猫」へGO
イカ墨のパエリアなどをおいしくいただきました。
『かれぃぱぁてぃ〜アフリカ音楽や世界の民族音楽を聴きながら〜2018年のふゆ』
完成したカレーを食べるため、都内の友人を車で回収しながら横須賀へ連れて行きました。
カレーとチャイで1,500円です。
ニンニク、ショウガがたっぷりの体が温まるスパイスカレーの完成です。
ライスはサフランで色付けです。
最高に二日酔いだと言う友人も食べましたが、食べた後はすっきりしたらしく、チャイを飲み終え、横須賀軍港巡りに行こうとなりました。
横須賀軍港巡りは、大変寒い中、15時出航です。
横須賀にはアメリカの原子力空母が停泊しており、そもそも非核とは何ぞやと思いながらも、自衛隊が所有する海上の爆弾を処理する船をワクワクで眺めました。
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