家具雑貨屋さんで働くN村君が、最近引きこもりがちって聞いたので、大好きな家具を作ろう!ということになりました。
家具といえば、やっぱりイスと思うのはステレオタイプでしょうか。
みんなで木製の椅子を作ることにしました。
簡単手作り木製イスの設計図
直線的なデザインの木製イスであれば、比較的簡単に作ることができます。
昔の学校などで使っていた風情溢れるイスのデザインにしようと思います。
下のイラストの椅子は、さらっと作っているように見えますが、いくつかのアンティークショップやリサイクルショップをのぞいて、大まかなデザイン、大人向けへのサイズ変更、作りやすく耐久性のある構造などを考慮していますよ。
木製イスは3DCADで設計すれば、あっという間に図面の完成です。
背もたれとなる青い部分は、少し湾曲させています。
下のイラストの右側が部材のカット図です。
手作り木製学校イスの3DCADはSketchUpを使いました。
使い慣れている方は、こちらに図面を用意しておきます。
材料の調達、加工はカチャカチャが担当し、皆さんは組み立てて、塗装するだけにしました。
それぞれの「ほぞ穴」は「角ノミ」という特殊なドリルビットで開けました。
手作り木製イスの制作風景
手作り木製イスを作るワークショップの参加者はカチャカチャを含め4人です。
下の写真の左がN村くん(夢中)です。
3DCADのおかげで、木のカット自体は何の問題もなく、簡単に組み上がりました。
実は今回のメインは、思い思いの色で塗ることなのかもしれません。
組み上がったイスは何も塗装がされていませんので、ペンキやニス、オイルステインなどを塗布する必要があります。
完成した手作りイスの色ですが、カチャカチャは最初の設計段階で適当につけていた色で塗ってみました。
それとなくリートフェルトのレッドアンドブルーのチェアーを意識してみました。
N村君は左から2番目のオイルステイン仕上げ。
さすが家具屋だけあって、アジアンな家具に合いそうな仕上げです。
ベランダに置くそうです。
意外と疲れてしまった参加者O氏↑ですが、今回の手作り木製イスの仕上がりには大変満足したようです。
170センチのO氏にもちょうどよいサイズ感、よかったです。
こんな手作り木製イスのワークショップで同じようにイスを作った方がいらっしゃいましたら、教えてください。
コメント