スパゲティを茹でるとき、大きな鍋にたっぷりの水を入れて沸騰してから7~8分茹でます。
すっかりそれが当たり前と思っていたところ、日清フーズのマ・マ―早ゆで3分スパゲティに目が行きました。
なぜ早茹でができるのか、じっくり観察してみます。
特許技術の風くるま形状
スパゲティは茹でる時間が長くて、ラーメンやうどんほど食卓に上る頻度が高くありませんでした。
それが3分でアルデンテ食感を出しながら出来上がるということは、革命的です。
マ・マ―の早ゆでスパゲティは面の断面が風くるまのような形状になっています。
これが特許技術の風くるま形状とのこと。
製造時に小麦粉を射出(押し出し)するのだと思いますが、こんな細かい溝を持つ麺をつぶさず製造できる技術は確かに難しそうです。
早ゆでスーパープロント製法は、麺に切り込みを入れることで中心までの表面積を広げ、短時間で茹で上がるような麺形状になっています。
茹で上がりは通常のスパゲティと同じ丸い断面形状になるようです。
麺の中心に向かって真っすぐ切り込みを入れるのではなく、スパイラルに入っている点が茹で上がりの断面形状に関係してそうです。
大き目フライパンで早ゆでスパゲティを茹でます。
確かに早いです。熱湯に投入後、1分程度で麺がくったりしています。
あわててソースを用意しなければなりません。
早ゆでスパゲティの仕上がりは?
ゆで上がったスーパープロントスパゲティの断面は、ちゃんと丸くなっています。
味はもちろん、いつものなじみのある美味しさです。
1つ気付いた点
切り込みは早ゆでの秘訣である点に加え、ソースが麺の切り込み(溝)に入り込むことで、麺にソースが絡みやすいというメリットもあるようです。
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