かつて、東京で「とんこつラーメン」ブームを起こしたとされる「なんでんかんでん」。環七通り沿いにあった店舗が2012年に閉店したのですが、6年の歳月を経て、高円寺に復活したようです。
なんでんかんでんとは
なんでんかんでんとは、名物社長の川原さんが経営するとんこつラーメン専門店です。
かつては、東京の大動脈である「東京都道318号環状七号線」、通称環七の世田谷区あたりにお店がありました。
当時、よくバイクで店前を通りすぎていましたが、路上駐車がひどく、しょっちゅう渋滞が発生していました。
また、渋滞のなか、強烈なとんこつの独特の悪臭がヘルメット中に漂い、発狂しそうになったこともしばしばありました。
という訳で、なんでんかんでんのとんこつラーメンを食べたことはありません。
そんな、なんでんかんでんが、よりによって高円寺にやってきました。
臭くなかったら、行ってみようかな・・・。
魔の高円寺商圏で生き残れるか!?
JR高円寺駅は、線路を挟んで北口と南口に分かれますが、それぞれいくつかの商店街に分岐していきます。
どの商店街でも同様のことなのですが、それなりに坪単価が高い割に、客単価が低く、かつ意外と顧客数も少ないため、商売を継続していることが難しい商圏であると思います。
定点観測をしていると、「ここ、立地がいいね!」という場所こそ、家賃が高く、収益が上げられず、早々に撤退していることが多いのです。
最近の高円寺で多いお店は、美容院とマッサージ店と思われ、飲食店は安定的なリピーター獲得に至る前に息絶えているようです。
何度か「イオン」がコンパクトショップとして、花や自転車、輸入食材屋で参入してくるのですが、酒のイオンリカーを除いて撤退です。
若い兄さんたちが、ノリで始めたと思われる「居酒屋ずどーん」は、夜逃げのようですし・・・。なんでんかんでんと同じラーメン部門で言えば、高円寺駅下に「蒙古タンメン中本」も撤退しています。
なんせ、入れ替わりが激しく、仲介不動産屋にとっては、おいしい街、それが高円寺なのです。
さて、そんな高円寺駅前は、当然のことながらチェーン店やら老舗ラーメン屋やらで激戦区となっています。復活したなんでんかんでんは、話題性だけでなく、安定的に高円寺での市民権を得ることができるのでしょうか。
なんでんかんでん高円寺の話はこの辺で終わりにして、最近お気に入りのラーメン屋で締めたいと思います。
もちろんね、大ファンである「ぎょうざの満州」を挙げたいのですが、今回は「広州市場 高円寺店」がおススメ。ワンタンメン専門店です。しょうゆや塩をベースとしたあっさりスープは「また食べたい」と思わせる味です。
ワンタンの食べ方も、いくつかのタレを使い、小籠包のように食べるのもアリ!
ただし、高円寺店はガード下という立地もあり、席数が少なく、並ぶ必要があります。
混んでいない時間帯を狙うか、新宿駅周辺なら、西口店と東口店がありますよ。
わんたん麺の専門店 広州市場 高円寺店
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