先日、試しにソバを作りましたが、特に道具を選らばず包丁で切ったところ、直径5ミリ超のやや太ソバが出来上がりました。
だいたいの麺類は、茹でると1.5倍程度に膨らみます。
触感はムシャムシャ食べる感じで、我々がよく知るズーッとすする感じではありませんでした。
2017年も終わりを迎え、細く長くという思いを込めて年越しそばを作ろうと思い、12月30日に急遽アマゾンで製麺器をぽちっと購入しました。
実際に間に合えば作ろうかと思っていましたが、たぶん年末は発送しないだろうなー、なんてぼんやりテレビを見ていたところ、しっかり届きましたので、ソバを作ることになりました。
年越しそばを食べる風習は江戸時代に定着したらしく、ほかの麺より切れやすいため、災厄を断ち切るという理由があるようです。
良く知られた、「細く、長く」という理由だけではないのですね。
本日の製麺機さんは
今回購入した製麺機は株式会社ベルソスさんの「洗える製麺機 ウマくてご麺+(プラス)」です。
購入理由は、その他の製麺機が5,000円~10,000円を超える中、幅広い麺厚の製麺に対応しつつ、価格が3,990円と良心的であった点です。また、他社製品はオール金属製(ステンレスとか)が多い中、プラスチックの柔らかいデザインで、一般家庭の家電製品に溶け込みやすい点も良かったです。(ちなみに電気は使わず、手回しです。)
レシピ本が付属しています。
「ウマくてご麺」でつくる麺の作り方に載っているレシピは、クッキー生地、うどん、そば、生パスタ、餃子の皮、中華麺、韓国風冷麺、きしめん、フィットチーネとバリエーションが豊富です。
そばの材料(3人前)
・そば粉…210g
・強力粉…90g
・水…150g
・打ち粉(そば粉)適宜
そばの作り方
- そば粉と強力粉をボウルに入れ、少しずつ水を垂らしながら粉を混ぜていきます。
- 全体的に水が回ったら、ひとかたまりにまとめていきます。
- 生地をこねます。
- 生地につやが出る程度にこねたら、しばしベンチタイムとして放置して、水とそば生地をなじませます。
- 生地を6等分にし、たっぷりの打ち粉をしたのち、「ウマくてご麺」に投入し、伸ばす。(厚みダイヤルは4→3→2)
- 「ウマくてご麺」にカッターを取り付け、ハンドルをくるくる回して裁断する。(カッター幅は2ミリにした)
- 沸騰したお湯で2~3分ほど茹で、冷水ですすいでしめて完成。
そばつゆを忘れてた…
そばつゆのレシピは以下の材料を適宜調整。
・水…600ml
・だしの素…小さじ2/3
・みりん…1/4カップ
・醤油…1/4カップ
完成した年越しそば
2017年末の年越しそばは自分の手打ちそばをいただきます。
太く、ねじれたそばとなりました。
深夜のため、余計なカロリーを摂取したくないので、「素そば」です。
製麺機に通すと、どうしてもクルクルとねじれ、ラーメンのような縮れ麺になります。
そして、前回のソバやパスタ同様に、細く切ったつもりが、茹で上がると思いのほか太くなります。
ですので、麺の厚みと裁断幅はそれぞれ1ミリ程度とすることが良いのではないかと思います。
もちろん、ソバの太麺はモグモグしっかり食べるという触感があるので、食べ応えはあります。
シンプルなそばとつゆに唐辛子を入れただけの一食をしっかり食べるということは、この飽食時代のあり方を考える一つのきっかけになりました。
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