1月7日は七草がゆをいただく日です。
七草がゆは、もともとは年の初めに若菜にやどる生命力を神への供え物としていたことに由来するそうです。
江戸時代にご節句の一つとなり、七草がゆを食べて一年間の無病息災を願う行事として広まったとのこと。
また、おせち料理や正月のぜいたく品などで疲れた胃腸を整える役もありますね。
春の七草の種類とは
春の七草は、「なずな(ぺんぺん草)」、「はこべら(はこべ)」、「せり」、「ほとけのざ(たびらこ)」、「すずな(かぶ)」、「ごぎょう(母子草)」、「すずしろ(だいこん)」のことを指します。
たぶん一昔前なら、その辺に生えている草もあるのでしょうが、街中ではなかなか探し出すことができません。
そこで、スーパーに買いに行くことにしました。
近所のスーパーで買える七草は、「三浦七草会」の七草でした。
こちらには、「ほとけのざ」は「やぶたびらこ」または「こおにたびらこ」を使用しているとありました。
正直、どれも馴染みがない名称です。
こちらの七草は、神奈川県は三浦半島の岩崎ファームさんで生産されています。
1月7日に食べる際、最も良い状態で出荷されるそうで、フレッシュな感じです。
岩崎ファームさんでは、春の七草に特化していて、とても興味深いです。
岩崎ファームは、昭和63年に「栽培が難しく付加価値の高い野菜を作りたい」という理念を共有する三浦半島の数件の農家と「三浦七草会」を作り、「春の七草」の栽培を始めました。
七草の中身は?
七草の種類に慣れていないため、ほとけのざを見つけることはできませんでしたが、赤かぶ?がそれに該当するのかもしれません。
赤は白と緑の七草がゆにちょうど良いアクセントカラーになりますね。
Oisixの七草は?
ところで、今年はオイシックスのおせち料理を注文しました。
そこに一緒に入っていたのが、春の七草セットです。
こちらは春の七草を漢字で書いています。
芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごきょう)、繁縷(はこべら)、仏の座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)。
どれも難しいですね。
オイシックスの七草には、新年のあいさつ状と銭洗弁財天宇賀福神社でお清めした5円玉が「福銭」として入っています。
大切に使うとご利益があるそうです。
さて、そのオイシックスの七草ですが、フリーズドライ加工してあり、おかゆを作って、最後にフリーズドライの七草を混ぜ込むため、とても簡単に作れるようです。
おかゆのほかにも、みそ汁やお吸い物、たまご焼きの彩りとしても使えるようです。
(細かくカットされた七草がフリーズドライ化されているので、草の種類は探し出せませんでした・・・)
今年の七草がゆは、生七草とフリーズドライ七草の2味を楽しもうと思います。
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