朝ごはんはパン派、ごはん派、シリアル派などありますが、休みの時くらいはタコ焼き派はどうか?という話です。
朝からタコ焼きを作ろう
突如、朝ごはんにタコ焼きを作ろうということで、前日に仕入れておいたタコを冷蔵庫から引っ張り出します。
最近、世界的なタコ需要の高まりを受け、タコの価格が上昇傾向にあり、量が少ないのに高額なタコが近所のスーパーを占めていますが、久しぶりに大きめのタコが並んでいたので、買っておいたものです。
朝からタコ焼きをしようにも、生地がありませんので、買い置きのお好み焼き用生地を使い、水多めのシャバシャバ状態の生地を作ります。お好み焼き用生地には、天かすと山芋パウダーが入っていました。
また、ネギの買い置きもないため、玉ねぎで代用します。
朝のコーヒーを入れながら、タコ焼きの生地を仕込みつつ、ホットプレートを準備します。
ホットプレートは、6×5=30個のタコ焼きが一度に作れるサイズ感です。生地をまとめて流し込み、タコ、天かすを上からぱらつかせます。
ふむ、欧米ではホットサンドやマフィンなどが朝から食べられるのでしょうが、ここは日本ですので、タコ焼きでも良いのかもしれない、ということを考えながら、焼いていきます。
朝タコは時間がかかる
とはいえ、タコ焼き最大の欠点は、焼く時間が相当かかるということです。市販のホットプレートですので、熱線とプレートの位置関係の都合上、すべての場所は均等に熱が加わりません。中央付近が最も熱効率が良く、その外々はそれほど熱が伝わらないのです。
そんなホットプレート独特のクセを読みながら、できるだけ球体になるように生地を丸めていきます。
なるほど、これは忙しい仕事のある日にはできない朝食です。
タコ焼き作り、至福の時。
生地は最初の半面が焼き上がったら、さらに1/4ほど回転させ、また1/4回転で球体を作っていきます。
ある程度焼き上がったら、ふたたび油を生地表面に塗っていきます。
こうすることで、表面がカリッ!中がとろっとしたタコ焼きに仕上がります。
生地を投入してから、どのくらい時間がたったのでしょうか。
休日の朝、コーヒーを飲みながら、時間が経つのも忘れて、ぼんやりとタコ焼きを焼く。
贅沢な時間の過ごし方なのでしょうか。
マヨネーズをのせ、ソースをたらした後、青のりをトッピングした瞬間に、リビング中に広がる磯の香り、これでシャキーンと目が覚めてくるようです。
人生において、なかなか朝からタコ焼きを作る日はないでしょうが、たまにはこのような朝食も良いかもしれません。
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