先日、友人から誕生日プレゼントとして即席ラーメンをいただきました。
包装を開けてみると、「カピバララーメン」と「ふぐラーメン」が入っていました。
ふぐラーメンは何となく理解できますが、カピバララーメンは何でしょう?
カピバラエキスが入っているのでしょうか?
カピバララーメンとは?
謎のカピバララーメンのパッケージはこんな感じです。
昭和風のフォントでカピバラ、ふぐとあり、家庭用ラーメンと書いてあります。
さらに原材料は国内産の小麦、大豆、米とあります。
どうも日本製の食材にこだわったインスタントラーメンであると想像されます。
このぼっけーとした感じのゆるキャラ系のパッケージはいいですね。
正直、プレゼントでもらって、嬉しいレア感です。
どの程度の割合かは不明ですが、米粉が入っているのは良いです。
製造業者は愛知県の「小笠原製粉株式会社」という製粉会社さんです。
小笠原製粉株式会社とは?
小笠原製粉とは、愛知県碧南市にある小麦粉の製造販売及び関連品の販売を生業としている、明治40年創業の老舗企業です。
すでに創業111年という恐るべき長寿企業です。
主力商品は「キリンラーメン」という愛知県西三河のソウルフード的ラーメンです。
西三河地方で発売された、地元のソウルフード。平成7年に一時生産を中止したが、地元の方の熱い要望で復活しました!「末永く」「親しみやすい」商品になればと「キリンラーメン」と名づけられました。
という訳で、特にキリンエキスが入っているわけではありません。
一時生産を中止からの復活とありますが、何となくホッピーにも似ている感じですね。
キリンラーメンの超優良点
キリンラーメンの超優良点は、何といっても「国内産100%の主原料を使用」している点です。
小麦粉、米粉といった純国内生産の穀物を惜しげもなく使用し、もっちりとした触感が特徴の乾麺です。
ほどんどの小麦粉が輸入に頼っている中、国産の小麦粉や米粉を使用しているということは、日本の自給率の向上につながると思います。
製粉会社ですので、国産の小麦や米を製粉しているだけでは、ただの加工業です。
しっかりとオリジナル商品を提供しているからこそ、企業価値があるのです。
小笠原製麺では、キリンラーメンのほか、そうめん、ひやむぎ、うどん、きしめんなど「麺」にこだわったバリエーションを持っています。
ちゃんと自社ショッピングサイトも設けており、それなりの商品を直接購入することが可能です。
ギフトとしてもらってうれしいのは、セット商材の「キリンラーメンセット(ギフトセット)」です。
このほか、そうめん、ひやむぎ、うどん、きしめん、ラーメンのセットがあるとうれしいです。
また、お菓子や、グッズへの注力も面白くていいです。
個人的な感想ですが、キリンラーメンのブランド力でもっと「お菓子」の開発が進められるのではないかと思います。
商品開発のアイデア出しは、大手優良企業をベンチマークするという手法があります。
この考えにのっとると、ベビースターラーメン風やじゃがりこ風のしょっぱい系お菓子は作れるかと思います。
(ただし、一定の設備投資は必要です)
では、カピバララーメンを作りましょう
カピバララーメンとは、「埼玉県こども自然公園」とコラボしたインスタントラーメンです。
埼玉県こども自然動物園は埼玉県東松山市にある動物園です。
こちらで有名な動物が「カピバラ」さんです。
カピバラは世界で最も大きな「ネズミ」であり、そのぼっけーとした表情が、見る者にほっこり感を与えます。
某企業のカピバラキャラは有名ですね。
カピバラは遠目ではかわいらしいのですが、近寄ると意外と大きく、毛並みもゴワゴワしており、強そうに見えます。
カピバララーメンは、カピバラのエキスが入っているわけではなく、あくまでもカピバラコンセプトのラーメンです。
関係者でどのような協議があったかは不明ですが、カピバララーメンのスープは「柚子風味」の醤油ラーメンです。
ゆで時間は2分とありますが、適宜調整は必要です。
家にある材料が十分でなかったため、白菜、タケノコ、ソーセージ、ゆで卵のトッピングとしました。
白菜のシャキシャキ感とさっぱりとした柚子風味のスープでおいしくいただくことができました。
「ふぐ 家庭用ラーメン」については、別途調整したいと思います。
コメント