そば粉を使った簡単料理のひとつに、ガレットがあります。
ガレットはフランス北西部ブルターニュ地方の郷土料理とされ、フライパンで焼いたクレープのような生地にタマゴやサラダ、肉類などを乗せ、四方を折りたたんだスタイルが一般的です。
日本のガレット
最近はすっかりとガレット人気が定着しています。
都内各地でガレット専門のお店などもあります。
ガレットは、そば粉を使っているということもあり、日本国内でもそば粉の産地で有名な地域で町おこしに利用されるケースもあります。
平成28年のデータとなりますが、農林水産省からそばの都道府県別収穫量が公表されています。
これによると、日本全国で28,500トンの収穫があるうち、4割超が北海道となっています。
土地が広大ですからね。
次いで、茨城(以外!)、山形、長野がほぼ同程度の収穫量となっています。
長野県白馬村のクレーピエ
長野県白馬村の 白馬商工会では、独自の「白馬クレーピエ」検定を実施しています(たぶん不定期かな?)。
「白馬クレーピエ」の資格を修得する養成講座も開催しているようです。
クレーピエとは、ガレット(そば粉のクレープ)を焼き上げる職人の総称で、本場フランスでは「クレーピエが作るガレット以外は本物のガレットではない」と言われるほど格式のある称号です。
白馬村では、ご当地食「白馬ガレット」の定着を図ろうとこのような検定を実施しています。
その参加資格は、以下の通りです。
- 「白馬ガレット」と称して、お客様へガレットを提供したい方。
- 「白馬ガレット」に興味があり、普及活動に賛同いただける方
- 講座に出席できクレーピエ検定を受験する意志のある方。
とはいえ、さっくり作る、そば粉のガレットレシピ
粉もの研究家としては、そもそも家庭で簡単に粉料理を作るということがモットーですので、あまり堅苦しくしません。
そば粉のガレット(2人分)レシピは以下の通りです。
そば粉はいつもの富澤商店入手です。
- そば粉…40g
- 水…100g
- タマゴ…2個
- 塩…少々
①材料を全部混ぜる
②一晩、冷蔵庫で寝かせる
先の混ぜ合わせた材料を混ぜ合わせ、一晩冷蔵庫で寝かせると、そば粉と水分が馴染み、プリプリ感が出るようになります。
生地をフライパンに流すと、トロッとしています。
③お好きな材料を乗せて焼き、四方を折りたたむ
今回、冷蔵庫を開けると、コストコで買ったソーセージと、オイシックスのホウレンソウ、卵があったので、これを入れました。
ピザチーズも残っていたので、ぱらっと。
仕上げに、お好みに応じて塩コショウなどをどうぞ。
正直、ガレット作りはとても簡単です。
ホットケーキを作るような感覚で、中に包む食材のルールもありません。
ですので、お惣菜系でも、デザートやフルーツなどスイーツ系でもどちらでも楽しめます。
近場の国産そば粉を取り寄せて、チャレンジしてみませんか。
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