2021年のタコパ

自宅でタコパ! 粉もんレシピ
自宅でタコパ!




粉もん研究科、2020年はすっかり飽きてしまってブログ放置でしたが、どうしてもタコパがしたくてホットプレートをゲットしたのですが、そのクオリティの高さに驚き、これは世間に共有した方が良いわ!と思ったので、書いておきます。

象印 ホットプレート やきやき/EA-KJ30

今回お求めのホットプレートは象印のEA-KJ30いう機種で、深型(なべ)・焼肉・たこ焼きの3プレートが揃っており、自宅でのホットプレート需要をほぼ満たすプレート構成になってます。ところが、粉もん研究科の急なタコパ欲望を満たすため、アマゾン・楽天・ヨドバシドットコムを探しても売り切れ、都内各電気屋もさまよいましたが、「欠品中。1月末に入荷予定。」とのこと。こんな状況の中、皆さん、ご自宅でホットプレートを楽しみたい!というニーズにまんまとハマってしまっていたようで、多くの人と同じ行動をすることに対する安心感と競争環境の高まりに「シワァ~」としましたが、なんと某電気屋ポイント付き価格よりも1,000円もお買い得なネットショップがあったので速攻でポチリ。2日後に無事到着したという次第です。

商品品番EA-KJ30型

ホットプレートに求める機能はたこ焼きともんじゃ

ホットプレートに期待する機能としては、焼き肉やお好み焼き、パンケーキが多いと思いますが、そのあたりはフライパンで代替できるので、フライパンがあればホットプレートは不要です。ホットプレートの必要性の本質は「たこ焼き」と「もんじゃ」です。たこ焼きはたこ焼き専用フライパンなどありますが、家庭用ガスレンジ五徳では最大10個程度しか焼けないですし、もんじゃは「ふつふつと少しずつペトる具材をヘラでこそぎながら食べる」のが良いのであって、数人でガスレンジの前に立ってフライパンの上でモジャモジャして食べるもんではないので、ご自宅で楽しむのであれば、やっぱりタコもんじゃはホットプレートに限るわけです。

たこ焼き用の生地を作る

たこ焼き用のベース粉を小麦粉から各種パウダーをブレンドして作成する方法もありますが、もう面倒なので市販のたこ焼き粉を使用します。今回使用したのは「日清 たこ焼粉」というもので、だし&紅ショウガ風味まで含まれているので良しとしています。レシピは以下の通りで、生地は一晩冷蔵庫で寝かせるという意識高い系です。

レシピ(たこ焼き30個分)

  • たこ焼き粉…150g
  • 水…450~500ml(生地はシャバシャバで)
  • タコ…適量(30個分)
  • キャベツみじん切り…適量
  • ネギみじん切り…適量
  • 揚げ玉…適量
  • ※七草がゆ用の葉っぱ一式…今回のみ、適量
たこ焼きの粉

たこ焼きの粉

葉っぱ系をみじん切りにします。今回は「捨て系」のネギの青い部分とキャベツの大外側の青い部分を積極的に活用しました。みじん切りにして焼いてしまえば外側の固い部分も柔らかくなり、独特の青臭さも味になりますので。※下の画像はネギの青い部分の冷凍みじん切り。ネギ購入後、青い部分だけを冷凍保存しておくのです。

今回のたこ焼きに使用するキャベツは、ものすごい外側、泥も虫食いもある本当の大外側を使用します。

今回のたこ焼きに使用するキャベツは、ものすごい外側、泥も虫食いもある本当の大外側を使用します。

キャベツ、ねぎをみじん切り。

キャベツ、ねぎをみじん切り。

使用するタコですが、近年はモーリタニア産のタコと言えども高額になりつつあり入手をためらっていましたが、最近は若干安くなってきたようでしたので、200グラム500円程度のものを近所のスーパーで入手してきました。

タコは高級なのでできるだけ細かく切ることにしました。

タコは高級なのでできるだけ細かく切ることにしました。

それと、1月なので七草がゆを食べなくてはならず、今回は七草も入れてしまうことにしました。春の七草といえば「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」ですが、スーパーのパックの中で「くしゃぁ~」と入っていたので、もう何が何だかわかりません。全体的にみじん切りです。

春の七草をたこ焼きに入れます。

春の七草をたこ焼きに入れます。

春の七草をみじん切り。

春の七草をみじん切り。

たこ焼き生地の流し込み

たこ焼きの生地をプレートに流し込みますが、本品には左右にたこ焼き生地の流れ止めが設けてありますので、このラインを超えない程度までシャバシャバの生地をたっぷり注ぐこみます。下の画像ではうっかり少なめに入れてしまった事例です。※生地をシャバシャバにしておかないと、パンケーキのようにすぐ固まってしまい、丸くすることが難しくなります。

たこ焼きプレートに生地を流し込む。

たこ焼きプレートに生地を流し込む。

実際は下の画像くらいたっぷり入れてよいです。

たこ焼きプレートにはたこ焼き生地をたっぷりと注ぐこと。

たこ焼きプレートにはたこ焼き生地をたっぷりと注ぐこと。

このホットプレートの良いところは、たこ焼きプレートの型が深めに設計されており、たくさんの具材を押し込むことが出来ることによって正円に近いたこ焼きが焼けるという点にあります。また、各穴の左右には「溝(みぞ)」があり、この溝に沿ってたこ焼きスティックを走らせ生地を分離し、中央の穴へ詰め込んでいくことで、先の正円を作ることが出来るのです。

穴が深いため、多めの生地で正円たこ焼きを焼くことが出来る。

穴が深いため、多めの生地で正円たこ焼きを焼くことが出来る。

焼き時間はおよそ20分くらい(生地の水分量とプレート温度によっても異なる)なので、慌てることなくゆっくり焼き上げることが出来る点は強調すべきことですね。

生地をシャバシャバにして置き、焼き時間を気長に持てば、「外カリッ!で中とろ~」のアツアツたこ焼きに仕上げることもできます。プレートは生地がこびりつきにくいテフロン加工が施されていますが、焼く前に少しだけ油を薄ーく引いておくと尚良いです。
トッピングはシンプルに、マヨネーズ(カロリーハーフ)、オタフクソース、あおさ、かつお節。

完成したたこ焼きはお店のたこ焼きに引けを取らないくらいの仕上がりです。

完成したたこ焼きはお店のたこ焼きに引けを取らないくらいの仕上がりです。

象印ホットプレートの良い点

そのほか、このホットプレートでよかった点を挙げておきます。

①全体的にスタイリッシュなデザイン

正直、最近の象印のデザイン性は悪くないです。良くも悪くも旧来のスタンスがあると思いますが、スタイリッシュに仕上がっている感じがします。もちろん、基本的な機能は揃っていました。

細かく温度調整ができる。

細かく温度調整ができる。

②プレートのクオリティが高い

先のたこ焼きプレート穴の説明の通りですが、穴の深さはたこ焼きの正円品質に直結する課題となります。本製品ではこれが結果に十分表れているのは画像の通りです。
テフロン加工が施されているため、ほんの少しの油でクルッ!と生地が回転するため、「たこ焼きが初めての人でもプロっぽい仕上がりになる」のです。これ、重要です。たこ焼き素人に「私、たこ焼き職人として生きていきます!」と言わせることが出来るくらいの高い満足度を提供してくれます。
下の画像ですと、プレートの穴の特に「黒い部分」の形状に秘密があるように感じます。

深型たこ焼きプレートによって正円たこ焼きが生まれる。

深型たこ焼きプレートによって正円たこ焼きが生まれる。

③ばらせる構想で掃除しやすい

当たり前でしょ!と思うところですが、意外と熱源部分と外側のプラスチックカバーが外せないホットプレートもあります。本品は、外側のプラスチックカバーと熱源プレート部分がボコッと外せるため、カバーと熱源の隙間に落ちた具材も丁寧に清掃することが出来ました。

徹底的にばらせる構造でお掃除が楽。

徹底的にばらせる構造でお掃除が楽。

留意点

べた褒めばかりではないですよ!こんな部分に留意点が必要です、というのもあります。
それはホットプレートにありがちな「焼きムラ」です。
本品ですと、熱源差込口付近の縦方向が焼き上がり難く、その遠方が良く焼ける構造のようです。

良く焼ける部分と時間がかかる部分がある。

良く焼ける部分と時間がかかる部分がある。

ホットプレートのその他の活用方法

というわけで、ホットプレートを入手して以降、定期的に利用しています。その他の利用方法については、もんじゃや焼きそばにも活用できます。もう書くの疲れちゃったので、それぞれの内容は別の機会に!

お好み焼き。

お好み焼き。

もんじゃ。

もんじゃ。

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