もうすっかりご存知の方が多いかと思いますが、JR中央線の高円寺駅南口に、台湾にルーツを持つフワッフワのカステラ専門店「新カステラ」があります。2017年8月にオープンし、もうすぐ1年になろうとしています。
高円寺の新カステラとは?
カステラ専門店「新カステラ」には、2017年のオープン当初には、あまりの衝撃的な美味しさに長蛇の列ができるという現象が起きました。その最大の理由は、卵たっぷりでフワフワのエアリーなカステラの舌触りにあります。
今この瞬間、この味・舌触りを共感できない方!至急高円寺においでください。
高円寺の新カステラのルーツは台湾にあり、台北の少し上の方、「淡水地域」の名物品です。路上でも気軽に売られている銘菓「現烤蛋糕(xiànkǎodàngāo:シアンカオダンカオ)」と呼ばれるものです。意味としては、「焼きたてカステラ」といった感じでしょうか。
オリジナル
新鮮な卵と牛乳と小麦粉を絶妙な割合で混ぜ合わせて作ったソフトで香高いケーキです。
しっとりやわらかい生地、卵と牛乳の風味の組み合わせ、お口の中に幸せの味が広がります。
高円寺「新カステラ」のオリジナリティ
高円寺「新カステラ」では、イーストやソーダ、化学添加物などを一切使わず、シンプルな素材だけを使い焼き上げています。その焼き上がりの生地は、とってもプルンプルンで、見た目にはまるでプリンのようです。
食べてみるとその触感の虜になることは間違いなく、文明堂のカステラではないし、ホットケーキやマフィンではないし、シフォンケーキでもないし、コンビニで売っているチーズ蒸しケーキに似ているけど、そこまで重くないし、舌触りはなめらかでとろけるようだけどプリンのように水っぽくないし、この卵の風味は卵焼きかしらと思うけど、空気感があるし、フランス菓子のスフレかといえば、近いけどそこまで軽くない、という、これまで味わったことのないポジションの新たなカステラ、新たな粉もんカテゴリーと感じました。
どうですか、まるで「ぐりとぐら」が作ったパンケーキのようにフワフワに見えませんか?
高円寺「新カステラ」の価格はそれほど割高ではありません。型崩れ防止用の持ち運び紙箱がセットで700円(税込み)ですので、大切な人のお家を訪問する際に、ちょっと立ち寄って買い求めても良いかと思います。(ただし、JR中央線高円寺駅の近くなら)
コメント