冬になるとどうも牛乳の減りが遅くなるので、定期的にホワイトシチュー化することになりますが、これまでカレーと同様、ホワイトシチューにはホワイトシチューの素を入れるもんだとばかり思い込んでいました。
ふと今から手持ちの材料で深夜のホワイトシチューを作ろうと思ったところ、素がなかったので、挑戦する良いキッカケです。
自家製ホワイトシチューのレシピ
- 白ソース:小麦粉…大さじ2
- 白ソース:バター…大さじ1
- ニンジン…1本
- じゃがいも…1
- 玉ねぎ…1(今回は冷蔵庫になかったから割愛)
- 鳥もも肉…適量
- 縮れほうれん草…適量(冷蔵庫にあった)
- コンソメスープ…2個
- 塩コショウ…適量
- 水…200ml程度で適量

下ごしらえなんて特にありませんが、じゃがいもとニンジンを適当なサイズにカットします。ニンジンがとても大きいので、ほぼニンジンシチューです。

鳥もも肉はフォークでプスプス穴を開け、塩コショウで下味をつけ、しばし放置。適当なところで皮面を下にして焼きます。

野菜を鍋で炒め、コンソメスープ、水を投入、さらに一口サイズにカットした鳥肉も投入し弱火で20分程度煮ておきます。

途中、ほうれん草を投入します。


ホワイトソース作りが大変
ホワイトソースは小麦粉とバターを炒め、牛乳を混ぜれば完成なイメージですが、ちょっと難しかったです。

フライパンにバターと小麦粉を投入し、良い感じでトロミスープにしようと思うのですが、ちょっとでも小麦粉が多いと、かき混ぜてる間に「クッキー生地」になってしまい、そのまま焼きあがってしまうのです。一方でバターが多いと、いわゆる高カロリースープになってしまいます。
そんな訳で、今回は少な目バターにしたため、見事に固まりました。クッキーの一歩手前の半固形物。

仕方なしに、これに牛乳を足し混んで、さらに加熱。スプーンで擦り合わせ、なんとか粉っぽさを取り除く努力をしてみましたが、このままスープ化するには、あまりにも舌触りが悪そうです。

ということで、今回はこのザラザラスープの素を濾してリカバーします。網ボールにひたすら擦り付けます。すると、なんということでしょう。


根気よく網目に擦り付けることによって、ホワイトソースっぽくなってきました。成功です。
このホワイトソースを、鍋に投入します。

10分ほど煮込めば完成です。

実はさきほどのホワイトソースを投入するだけではシャバシャバしているので、ホワイトシチューというより、ホワイトスープという感じです。
そこで、「追い小麦粉」と称して、適当な粘度になるまで、パラパラと小麦粉をまぶしながら調整していきます。これ、秘伝です。

ややサラサラしていますが、市販のホワイトシチューの素を使わなくても、ホワイトシチューが出来上がりました。
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