最近はテレワークが長く続き、一日中家の中でポチポチPCの前で過ごす時間が多くなり、そろそろ限界が近づいている方々も多いのではないでしょうか。
粉もんも同様で、社内の業務コミュニケーションツールの「在席中」や「離席中」の自動判定にハラハラして定期的に画面をいじったりもしていましたが、最近は自動でクルクル動いてくれる良いアプリ(つまりずっと在席中)を入れて以降、気兼ねなく日中市場調査に外出できるようになりました。
近所のスーパーを定点観測
毎日、近所の商店街を散策していると、やはり気になってくるのは、同じ時間にウロウロしている特徴的なおじさんとスーパーの野菜の価格です。在宅勤務&外出自粛のこのご時世、季節を感じるのはスーパーの野菜コーナーしかなく、楽しみといえば、100円でキャベツ1玉をゲットして「線キャベツだけ丼」やお好み焼きを食べることになっています。
そんなキャベツが一時期の高騰を経て、一時的に価格が急落したものの、ここにきてまた上昇傾向にあり、株式市場のように「買い」のタイミングを逃すまいと最近のキャベツの生産背景を調べようと思います。(冷蔵庫にキャベツの在庫はたくさんあるんですけど)
最近のキャベツ育成状況は優良!
農林水産省が毎月公表している「野菜の生育状況及び価格見通し」の最新版(令和3年7月)によると、7月前半は白菜、キャベツ、レタスが天候順調により例年に比較しお買い得になる見込みとのことです。
はくさい、キャベツ(7月前半)、レタスが、お買い得の見込みです!!
野菜の生育状況及び価格見通し(令和3年7月)について
天候が順調であったため、例年と比べて多くの野菜で生育が良好で、特にはくさい、キャベツ(7月前半)、レタスが安値傾向となる見込みです。
野菜はビタミンやミネラル、食物繊維等が豊富に含まれており、毎日を健康で元気に過ごすために欠かせない食材です。
野菜がお手頃価格となるこの機会に、皆さんもご自宅等で野菜をたっぷり使った料理をお楽しみください。
同報告によると、葉茎菜類(はくさい、キャベツ等)について、はくさいは、生育期の天候が順調に推移したため、生育が良好であり、肥大が進み、大玉傾向ということで、ぎっちり葉の詰まった重いはくさいがこれからたくさん出てくるはずです。
そして、キャベツ、レタスは、生育期の天候が順調に推移したため、生育が良好とのことで例年並みとなり、ほうれんそう、ねぎは、平年並みだそうです。
キャベツの今後の価格見通しは「安い」
キャベツの今後の生育、出荷及び価格見通しとしては、主産地(群馬(68%)、岩手(14%))において、4月中旬の低温による影響で生育が遅れていた品種と、それ以降に定植し生育が順調な品種の出荷が重なるため、7月前半の出荷数量は平年を上回り、価格は平年を下回る見込みのようです。
また、7月の後半にかけては、出荷数量が徐々に平年並みに戻り、価格も平年並みで推移する見込みと推測されています。
最近の価格推移を見てみると、直近は上昇傾向にありますが、
一時期のように300円を超える価格にはならないと思いますが、価格が上がると「買うのを控えよう」と思ってしまう粉もんである一方、時間をかけて育てたキャベツの上代(市場価格)が100円ということは、生産者はもっと安い50円や60円で出荷しているのかと思うと、キャベツひと玉200円くらい出せぃと反省してしまう粉もんです。
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